こんにちは、夫婦でワーホリ中の春巻です。
今回はオーストラリアでは超メジャーな職業、バリスタについてのお話です。
日本でバリスタとして働いていたオカザキくん(夫)ですが、シドニーでの再就職には苦労していました。
現在は無事に専任バリスタとして職を得て、日々楽しそうな様子です。
そんなオカザキくんの経験をもとに今回は、
バリスタジョブにつく方法についてお話しして参ります。
ポイントは以下の通りです。
- アプライ方法は様々。直談判、Face book、紹介、求人サイト。
- バリスタに求められる最低限の3要素は、英会話・技術力・経験値。
- オールラウンダー、キッチンハンドが入り口になる場合が多い。
- なかなか採用してもらえなくても、全然大丈夫。
アプライ(応募)の手段はたくさんある
オーストラリアも日本も、アルバイトの求人応募において大きな違いはありません。
求人情報を見て申し込む、知人に紹介してもらう、募集していないか直接尋ねる
などの方法はオーストラリアにおいても同様なのでイメージしやすいかと思います。
これに加えて、Facebookのバリスタ関連のグループに入り、求人情報を探す、
あるいは自分のレジュメ(履歴書)をFacebook内で公開し連絡を待つ、
というあまり馴染みのない手段もあります。
いずれにしても、英語のレジュメは必要で、持参する際には印刷しておく必要があります。
レジュメを用意するために必要な情報は別記事にまとめておきますので、ご参照ください。
とにかくコーヒーが好きなんだ!と直談判して採用された方もいらっしゃいます。
すごい勇気…そして熱い情熱だね!
おれはFacebookにレジュメを貼って、面接のチャンスをいただきました。
バリスタ3要素
オーストラリアにおいて、特にシドニーやメルボルンではコーヒー文化が深く浸透しています。
どこのお店にも、毎日もしくは定期的に来店する人がいて、
美味しいコーヒーとお気に入りのお店は生活を支える要素の一つとして重要な役割を担っています。
良いバリスタがいれば自然と固定客の増加に繋がるわけですから、
技術力・経験値・英会話力、3つの要素を満たすバリスタは積極的に採用されることとなります。
おいしいコーヒーを提供するための技術力が問われます。
バリスタとして美味しいコーヒーを提供する技術とは、
レシピが身についていて、おいしく作る方法を知っており、それを安定的に繰り出せる…
なおかつ、どんどん入るオーダーを等速で捌いていく、提供の素早さ正確さも求められるでしょう。
ここに至るには経験値が必要ですね。
ここまでが完璧に近いバリスタなら、英語力が壊滅的でもなんとかやっていけるかもしれません。
面接時のトライアルで力量を確認されることが多いようですが、
”能力的には雇いたくてもコミュニケーションに問題がありそうだから不採用”
”オーストラリアでの飲食店経験がないのなら雇うのは難しい”
などと言われてしまう場合もあるようです。
逆に、スキルが未熟でもコミュニケーションさえできればチャンスに繋がってきます。
英語でのコミュニケーションスキルは、バリスタに必要な他の要素を補ってくれることでしょう。
日本でのバリスタ経験があっても、英語はかなり重要だったよ〜
スタートラインに立つために、英語が必要なのね〜
バリスタへの道は数通りある
ここまでお読みになって、
オーストラリアでバリスタに挑戦してみたいのに、経験がないと無理なの?英語にも自信ない…
と不安になってしまった方もいらっしゃるかと思います。
たしかに、未経験で、初めからバリスタ採用してもらうことは難しい場合が多いかもしれません。
ですが、道はいくつもあります。
- 最初の勤務先はコーヒー激戦区を避け、採用されやすい郊外で経験を積む。
- スクールに通う、マシンを買って練習する。
- 別のポジションで就職する。
QLD州に住む友人なっちゃんは、未経験でいきなりバリスタをさせてもらえたそうです。
ビジネス街のコーヒーショップで働いてるよ!
強いこだわりはないお客さんが多いかも。
シドニーから来たバリスタの子はびっくりしてたな〜。
コーヒーに求めるものに違いがあるんだね。
日本でいうところの県民性みたいなものなのかな〜
ゆったり伸びやかな感じでいいね!
家庭用のエスプレッソマシンを購入し練習する、バリスタスクールに通う、という手段もあります。
コーヒーが好きで、おうちでも美味しいラテが飲みたい!
もしくはとにかくたくさん練習して早く上達したい!
という方はこの2つを導入しちゃうのもありだと思います。
しかし、先行してお金が必要になってしまう…悩みどころですね。
あまりお金を使わずに、シティを離れずバリスタになりたい…!
という方もいらっしゃるかと思います。
それならば、まずはキッチンハンド・オールラウンダーとしてお店に所属してしまいましょう。
専任バリスタがいてもピークタイムなどには補助に入れる場合がありますし、
バリスタを目指していると伝えれば、トレーニングを受けられる可能性もあります。
業務用のマシンに触れ、バリスタの動きをそばで見て学び、
オーストラリアでの飲食店経験を積むこともできます。
同じお店でバリスタにポジションチェンジできなかったとしても、
次の面接はバリスタ志望で受けることができるかもしれません。
スタートラインに近づくための一歩として、バリスタ以外のポジションを選ぶこともまた良い手です。
不採用が続いても全然大丈夫
ほんとうに、全然大丈夫です。無問題です。
何度も続くと心が折れそうになると思いますが、自分を責めたり自信をなくす必要はありません。
足りない部分やまだできないことは、新しい経験のチャンスです。これからできるようになります。
不採用になったお店とはそのときマッチングしなかっただけで、
きっと、もっと相性の良いステキな職場があなたを待っています!
出会えるまではアプライし続けましょう!
おれの不採用記録は10店舗くらいになったけど、なんとかバリスタになれたよ!
トライアルのなかで出会いや経験に恵まれたよね。
そう、ありがたいよね。
心折れかけたこともあったけど、挑戦してよかったよ。
オカザキくんの苦悩はこちら↓
以上、オーストラリアでバリスタになる方法についてのお話でした。
今回の内容はいかがでしたか?
これからも、ワーホリ、オーストラリア移住を考えている方にむけて、
私たちの経験や友人たちからのアドバイスなどをベースに
さまざまな情報をシェアしていきます!
また、すでに海外にお住まいの方、日本に帰国し懐かしく思われている方々と
生活情報やあるあるを共有できれば楽しいなぁとも期待しています。
日本人は幼く見えすぎて優しくしてもらえる、とかね…。
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