こんにちは、夫婦でワーホリ中の主婦、春巻です。
私たちはいわゆるギリホリなので、渡豪時点でセカンドビザ取得の期限が差し迫っていました。
そのため、出来る限り迅速に就職する必要がありました。
日本にいる間にエージェントと連絡を取り合っていましたが、最初の受診から就職まで約3週間を要しました。
お急ぎの方は事前準備が要になるかと思います。
結果タイムリミットギリギリにはなりましたが、無事にビンダリービーフでの88日間の労働を経て、
セカンドビザを取得できました!
今回の記事では、NSWの田舎町Inverell(インベレル?インバレル?)
にある精肉工場”Bindaree Beef”(ビンダリービーフ)での
ミートファクトリージョブに就くまでの流れについてお話しして参ります。
ビンダリービーフは優良ファクトリー
見出しの通り、ビンダリービーフは優良ファクトリーです。
現場に出る前にはしっかりと研修が行われ、座学の研修にもお給料が支払われ、
事務はたまに手違いがありましたが不正はなく、セカンドビザの申請も即座に通過できました。
オーストラリアにはたくさんのファクトリーやファームがありますが、
給与が支払われない、過去の不正手続きなどによってセカンドビザの申請が通りにくいなど
問題を抱えていたり、悪徳と知られているところもあるようです。
お給料をきちんと支払ってくれて、セカンドビザの申請もスムーズに通りやすいところで働きましょう…!
工場にアプライ(応募)する
前記事で触れたとおり、私たちは友人の紹介によりエージェントを通す形での応募となりました。
何よりもまず最初にしておくべきは求人への応募です。
友人の情報によると、以前はビンダリービーフへ直接連絡し応募することも可能でしたが、
現在はエージェントを通す必要があるそうです。
私たちがお世話になった人材派遣会社はこちらです。
サイト内にFace bookやInstagramのリンクがあります。
友達の紹介もない、つてがない、でも急いでる!というかたは、
ここからダイレクトアタックしてみるのもチャンスに繋がるかもしれません。
就職前の必須事項
応募完了後、病院関連についてはエージェントからも案内されますが
前もって今後の流れを知っておくと少し見通しが立てやすいのではないかと思います。
- Qフィーバー予防接種
- 健康診断、体力測定、ドラッグ検査
- 住居の手配
- 移動手段の確保
上記の項目について詳しくまとめていきます!
受診と費用
オーストラリアの肉工場で働く場合にはちょっと特殊な準備が必要です。
- Qフィーバーワクチンの接種
- 健康診断と体力測定(!)
そう…働く前に受診費用がかかります。AU$510/人でした。
これは想定外の出費だったね…
この時点では勤務開始日が明確じゃなくて、金銭面は不安だったな〜
インベレルにも病院はありますが、費用や予約の取りやすさを考え、
私たちはブリスベンで全てを済ませることとなりました。
病院によって費用は違う場合もあるようなので、金額の確認をしておくことをおすすめします!
最初の受診で皮膚テストと血液検査を受け、問題がなければ1週間後にワクチン接種です。
加えてドラッグ、アルコールなどの検査と体力測定を経て、ようやく体の準備は完了です。
”病院予約、検査、ワクチン接種完了”までを準備期間として想定しておきましょう!
※血液検査で引っかかるなど、なんらかの理由でワクチン接種ができなければビンダリービーフで働くことはできないのでご注意ください!
住居の確保
お急ぎの方は並行して住居の問い合わせも進めておくとスムーズかと思います。
ほとんどの場合は、内見せずに契約するのはリスキーです。
しかしインベレルまではアクセスが悪いので事前に行って家を探すのはあまり現実的ではありません。
ここでも私たちは友人(天使)の紹介により、
”Sapphire City Caravan Park”サファイアシティキャラバンパークに住めることとなりました。
問い合わせはサイトからも可能です。家賃などもサイト内に記載があります。
私たちのヴィラはキッチンもバスルームもオウンだったので、ちょっと家賃は高めでした。
ボンド$100/人(現金)、家賃$320/週、光熱水費込み、Wi-Fi微弱、共有コイン式洗濯機ありでした。
このキャラバンパークはビンダリービーフとのつながりがあるので、
通勤用の無料乗り合いバスが出ていたりして、車がなくても困りませんでした。
数年ビンダリーで働いている台湾人の友人夫婦は、
はじめはキャラバンパークに住み、その後好みの家を見つけて引っ越したそうです。
しかし中にはかなり長く住んでいる住人もいましたし、私たち夫婦にとっても居心地の良い住居でした。
長く滞在する予定の方もはじめはここに住み、まずは生活基盤を作ると良いかと思います。
キャラバンパーク、住居を見てみたい方は動画もどうぞ!
各種チケット予約
Inverellへの道のりは遠く、ブリスベンから鉄道とバスを乗り継ぎ7時間30分、
シドニーからも同様の手段で15時間30分かかります。(飛行機という選択肢もありかもしれません)
現住所からインベレルまで、そして新住所までの交通手段は必ず確保しておきましょう。
私たちはチケットを先に手配せず、Googleマップの時刻表を頼りにいきなり駅に行きました。(!)
が、ホームの場所もチケットの買い方もさっぱりわからず…
迫る発車時刻に焦りつつ、なんとか車掌さんからチケットを購入。
和気あいあいと楽しい車内にホッとしたのも束の間、
到着時間はずれこむわ、乗るつもりのバスがどこにも無いわで焦る私たち。
そもそも今日は運行していないことを知るまで雨の中をさまよい、
やむなく中継地点でのホテル泊と…痛い出費を重ねたのでした。
みなさんは絶対に、前もってチケットを用意しましょう!
電車もバスも、こちらのサイトから予約できます。
インベレルのタクシー会社はこちらです。電話予約のみ対応のようです…
ちなみに、インベレルはUberもDiDiも未対応地域です!
先にチケットを用意する。多くの人にとっては当たり前のことだよねきっと…
自らスリルを作るスタイル。
結果そうなっちゃった。しかもネット予約した方が料金も安くなります!
お仕事スタートまで
ビンダリービーフでの研修は決まった曜日に行われているようで、
タイミングによっては少し待機期間があったりします。
待機期間の間はカフェや雑貨屋さんに行ったり、周囲を散歩したりとゆったり過ごしました。
もし待機期間が長引きそうで、その間の収入が必要となれば、
キャラバンパークのマネージャーに相談すると、なにかアルバイトをさせてくれるかもしれません!
ビンダリービーフで働くための流れは以下にまとめました。
以上、ビンダリービーフで働けるまでのお話でした!
今回の内容はいかがでしたか?
これからも私たちの経験や友人たちからのアドバイスなどをベースに
さまざまな情報をシェアしていきます!
住み慣れた故郷を離れ、新天地へと足を踏み出すみなさんの
ちょうどいい踏み台になれると嬉しいです。
また、すでに海外にお住まいの方、日本に帰国し懐かしく思われている方々と
生活情報やあるあるを共有できれば楽しいなぁとも期待しています。
公園はどこでもドッグラン、とかね…!(犬が近くに来てくれたときすごい嬉しい。)